アルミモール磨きの決定版!!
ティグアンもそうですけど、最近のヨーロッパ車は環境負荷の軽減のためにメッキモールではなくアルミモールを使っていることがほとんどです。
アルミモールは新品のときはキレイですけど、雨に濡れたりすることでだんだんと白く錆びたようになってきます。それがどういう現象なのかはここではどうでもいいので省くとして、その白く錆びたヤツ(白サビ?)を簡単にスッキリ落としてしまう方法を書いておきます。
Google さんで「アルミモール 白」と入れて検索してみるとすぐわかりますけど、この現象には多くの人が苦労されているようで、車磨きの業者さんでさえ難しいようなことを書かれていますし、実際に除去するにしてもかなり手間がかかっているようです。
でも、これから紹介する方法を実践すればすっごく簡単に手も痛くならずにあっさりと除去できてしまいます。もちろん電動ポリッシャーのような道具は使いません。キッパリ!!
それでは、1分足らずという短い時間でやってみた写真を見てください。見てわかるとおり右半分が処理後で、左半分が新車購入から1年近くなにもしていない状態です。
【ティグアン運転席側上部のアルミモール磨き前後】
(画像クリックで拡大)
未処理の左半分は見るからにザラザラしていますし、実際に触ってみてもザラザラなのは事実です。表面に汚れが固着しているような感じで、カーシャンプーで洗っても取れるようなレベルではありません。
処理後の右半分は不織布で軽く拭きあげただけでコーティングなどはなにもしていませんけど、肉眼で見ると写真よりさらにキレイで触ってもツルツル、スベスベの美肌です(笑)
では、どうやって処理したのかというと、下記の商品を使っただけです。
●アルミモール磨きに使用した商品
3Mスポンジ研磨材 極極細目#800-#1000
アルミモール磨きにはクリーム状の研磨材もありますし持っているのですけど、磨いても磨いてもなかなかキレイになりませんし手も疲れてすぐに断念することになります。
でも、3Mのスポンジ研磨材を2cm角くらいにハサミで切って、アルミモールを長手方向に軽くなでるようにすりすりってすると短時間で写真のようにキレイなスベスベ、ツルツル美肌になってしまうのです。
ちなみに、2cm角に切ったものひとつだけでかなりの長さをキレイにできます。もしかすると1台分くらいはいける?
もちろん、新車から1年ほどの状態だったから簡単にキレイにできたのかもしれませんし、状態を見ながらすりすりしていく必要はありますけど、短時間で力もいらずにキレイになってしまうのは予想を大きく上回る驚きでした。
スベスベ、ツルツル美肌になったアルミモールもそのままにしているとまたザラザラした鮫肌に戻ってしまいますので、なんらかのコーティングによる保護が必要となります。
車のアルミモールですから車用のコーティング剤を使用することを考えてしまうでしょうけど、私はちょっと違うのですね。
●アルミモール磨き後のコーティングに使用する商品
Micro Solution Inc. CRYSTAL COAT #01
これは車用のガラス繊維ケイ素系コーティング剤と同類の製品というだけでなく、価格も車用と比較するとずっと安いですし、個人的に信頼しているマイクロソリューションの製品なのです。
まだアルミモールには使用していませんので、効果や耐久性がどの程度なのかは不明ですけど、ガラス繊維ケイ素系コーティング剤としては優秀な製品だと思いますので、ちょっと期待しています。ガッツリ保護して欲しいなら、使い方が難しい硬化型のコーティング剤を使うしかないでしょうね。
今回は「3Mスポンジ研磨材 極極細目#800-#1000」のスポンジ研磨材を使いましたけど、「3Mスポンジ研磨材 超極細目#1200-#1500
」や「3Mスポンジ研磨材 極細目#320-#600
」などもありますから、状況や好みの仕上がりに応じて使い分けてみるといいかもしれませんね。
そういう私は3つとも買ってみましたけど、「3Mスポンジ研磨材 極極細目#800-#1000」だけで良かったかなと思っています。でも、せっかく買ったので試してみようとは思っています。
そうそう、スポンジ研磨材ですりすりする前にはアルミモール以外の部分をしっかりとマスキングテープで保護してくださいね。マスキングせずにすりすりしちゃってボディにキズを入れたらせっかくの作業が台無しですから(汗)
さあ、同じティグアン乗りのディーラー担当者さんや、ゴルフバリアント乗りの別のディーラー担当者さんにも教えてあげよっと(笑)
3M™スポンジ研磨材製品サイト
http://www.mmm.co.jp/asd/products/spg_kenma_k/index.html
2014年10月30日追記
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せっかく3つのスポンジ研磨材を買ったので、違いを比べるためにアルミモールを5cmずつに区切ってそれぞれ磨いてみたところ、パッと見で違いはわからないレベルになりました。
よくよく観察すれば一番荒い「3Mスポンジ研磨材 極細目#320-#600」ですりすりした部分はうっすらとヘアラインが見られますので、そういった仕上がりがお好みの場合は「3Mスポンジ研磨材 極細目#320-#600
」だけでいいですね。3つの中では一番荒いのですから、とにかく早く処理を終わらせたいというときにも有効かと思います。
トータルでの作業時間を短縮させるためには、まずは一番荒い「3Mスポンジ研磨材 極細目#320-#600」ですりすりしたあと、仕上げとして「3Mスポンジ研磨材 極極細目#800-#1000
」や「3Mスポンジ研磨材 超極細目#1200-#1500」を使うといいのかもしれません。さらに光沢感を出したいなら、クリーム状の研磨材を使うといいかもしれませんね。たとえばコレ
なんかいいですよ。
ちなみに、もっと目が荒い「3Mスポンジ研磨材 中目#120-#180」や「3Mスポンジ研磨材 細目#240-#320
」という製品もありますけど、ハッキリとヘアラインを入れたいのでないかぎり不要かなと思っています。キレイなヘアラインを入れるのはとても難しいですしね。
それから、小さくカットするのが面倒であれば、最初からジグソーパズル型にカットされている「3Mジグソーパズル型スポンジ研磨材 極極細目#800-#1000」を買うといいですね。こちらの製品の方が安くなってるし(苦笑)
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